ズバリ、 ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン8のオススメな座席は・・・
ユナイテッド・シネマとしまえんのスクリーン8はIMAXレーザーを導入しているシアターで、2D上映時には374席、3D上映時には336席と運用が変わる。大型シネコンによくある横一列ごとに階段が一段上がっていく作りで、どの席からでも前の人の頭がスクリーンにかかる心配はない…ように見えるが、実はくせ者な作りである。隣席と共有の肘掛けとドリンクホルダー、傘立てはあるが荷物掛けはない。この劇場で最も映画を観やすいベストな席はO-17またはM-17となる。隣ではない二席がベストとは変ではないか?と思うだろうが、その理由について説明しよう。
なぜ隣同士ではないO-17とM-17がオススメ座席なのか
ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン8の座席配置は座席表を見てわかるように左右対称で、最前列のD列を除けば、縦列17が左右の中央となっている。スクリーンのサイズや歪みのなさで最も良いのは中央最後部のO列なので、O-17がベストということなるが、実はそうでもない。それはなぜか?IMAXのスクリーンサイズが問題なのだ。IMAXは多くの映画館にあるスクリーンと違って縦(高さ)が長い比率になっている。その割に座席の傾斜が緩やかなため、後部座席ほど前方の人の頭部がスクリーンにかかる可能性が高くなる。この問題を劇場も認識しており、座席としては存在しているP列13~21を販売していないほどだ。なので、IMAXスクリーン全面を使う作品の場合はM-17が人の頭がスクリーンに掛かりにくく、画面の圧迫感も許容できる席と言える。
またビスタやシネスコなどの横長サイズの作品をIMAXスクリーンで上映する、いわゆる『額縁上映』時には、スクリーン下部に余裕ができるため人の頭が邪魔になることはなくなる。そのため、ゆったり観られるO-17が見やすい座席となるのだ。
余談になるが、以前は383席(3D時・345席)と公表されており、ちょうど現状(2024年2月時点)の販売座席数との差はP列13~21の9席と一致する。2020年3月のIMAXレーザー導入後に変更されたと考えるのが妥当だろう。
ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン8で観た映画
- 2023/03/03 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス M-16
- 2022/03/11 THE BATMAN -ザ・バットマン- M-14
- 2021/10/15 DUNE/ デューン 砂の惑星 O-18
- 2019/07/19 天気の子 O-17
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